Sayed Al-Shuhada Mosque
Madinah, Saudi Arabia : マディーナ・サウジアラビア Uhud Mountainを背後に建つ巨大なモスクで15,000人もの礼拝者を収容する。2本のミナレットに1個のドーム、ほぼ長方形の端正なアラブ様式のモスクであるが、雄大な赤茶色の岩山の崖によく映える。この地は「Uhudの戦い」と呼ばれる、マッカでの布教の迫害から逃れマディーナに移り住んだムハンマドと、敵対しそれを追うAbu Sufyan率いるマッカの軍が激しく戦いあった戦地の史跡でもある。そのため、モスク自体は近年2017年に新しく造られたものであるが、多数の礼拝者が訪れる聖地となった。ムハンマドらの率いるイスラーム軍はこの戦いでは負けてしまうのであるが、その後も戦いを繰り返し最後にはイスラーム軍はマッカへ侵攻し、勝利を遂げることになる。そして、降伏したAbu Sufyanはマッカでイスラームへ帰依することになるという逸話も残った。モスクの傍には戦いの殉教者を弔う墓地と、前にはArchers' HillもしくはJabal Al-Rumahと呼ばれるムハンマドが弓兵を配置したという小高い岩の丘がある。その丘をモスクを訪れた礼拝者達が登り、戦地を眺め記念撮影をしていた。