Aliyid Daroin Mosque
Ayutthaya, Thailand : アユタヤ・タイ
アユタヤ最古のモスクのひとつで、一見タイでよく見かけるコンクリート造りの礼拝堂であるが武骨な感じはなく、木製の窓やドア、アーチ文様の飾りで重厚で美しくデザインされている。平屋建てで、壁に内接してフラットな屋根からミナレットが2本突き出ている。ミナレットは6角柱からバルコニーを経て4角に、頭頂部は角錐に金のオーナメントが飾られている。礼拝堂にはドームはないが横に据えられた廟の上に大きなエメラルドグリーンのドームが据え置かれている。モスクのあるPhu Khao Thong地区はスーフィー派の指導者Shakh Muhummad Ali Sukariを始祖とする集落で、独特の音楽を使う祭事で知られている。
ロケーション:アユタヤ郊外で、ソンテーオと呼ばれるピックアップの乗り合いトラックのコース上ではない。市街からは遠いので、最初からトゥクトゥクを雇うほうがよい。できるかぎり公共の交通機関でとあれば、バンコクからのミニバンが到着するChao Phrom Marketから、川沿いのUthong通りへ出て、止まっているソンテーオの中から地図を下へ向かって(南下)して川沿いに市内を廻る車を探す。Hua Laemに行くと伝えれば誰かが教えてくれる。Uthong通りはチャオプラヤー川沿いに進んでいくが、川は途中で曲がってしまい支流と分岐する。その辺りがHua Laemなので下車し、U-Thong Soi 27という小道を入り木製の橋で支流を渡り、小道が車の通る道へ出たら真っすぐにモスクへ向かう。徒歩30分だが日陰はほぼない。
訪問:礼拝時間は外したが、礼拝堂は閉まっていた。門番に声をかけるとドアをあけてもらえ、内部を撮影することができた。
撮影:外観・内装ともに制限なし。
















