Wilayah Mosque (Federal Territory Mosque)
Kuala Lumpur, Malaysia : クアラルンプール・マレーシア
ロケーション:クラルンプール市内中心からやや遠く、大概のWEBサイトではタクシー、配車サービスなどの車の利用を勧めている。公共の交通機関はバスのみ。モントキアラ地区にある「Publika」というモールのすぐそばにある。バスはPasar Seni駅隣接のバスターミナルであるHab Pasar Seniから始発のKompleks Mahkamah Kuala Lumpur行きの851番バスがあるが、ルートとバス停がわかりづらく勧めない。土日水曜日は運行休止。バスはHab Pasar Seniを出て、Jalan Tuanku Abdul Halimというハイウェイを進み、やがてそれを下りて市街区に入るのだが、モスクの手前でLembaga Peperiksaanというバス停を通る。ここで降りるとモスクのメインゲートに近いのだが、気が付かなければバスは方向を変えて一旦はモスクから遠ざかり前述のPublikaに向かう。ここでも降りず、ぐるりとモスクの周囲を大きく周ってまたモスクのそばに戻ってくる。運転士に伝えれば、Sultan Haji Ahmad Shah通りのモスクの詰所のある小さな裏門近くで降ろしてもらえると思うが、そこで降りなかったとしてもすぐ終点の大きな裁判所であるKompleks Mahkamah Kuala Lumpurへ着くので、そこからでも徒歩で戻れる。帰りのバスは、裏門を出て、横断歩道を渡り右折し、Sultan Haji Ahmad Shah通りを5分ほど歩くと、Wisma Hasilという屋根付きのバス停がありPasar Seniへ戻る851番が来る。
訪問:モスクにはいくつかの大きな出入り口があるが、その中の「B」と大きくサインのあるEntrance Bの奥にオフィスがある。そこで見学をしたい旨を伝え英語に堪能なガイドとともに館内を回る。無料で予約は不要。ほかの見学者がいる場合は一緒のグループにまとめられる。ガイドは博識でユーモアもあり、質問にも丁寧に答えてくれる。内部は広く、見学には1時間ほどの余裕を見ておくほうがよい。敷地も相当に広く、ほかの著名なモスクに較べ外国人観光客はあまり来ないため人の気配も少ないが、警備員のいる詰所でも親切に道やバス停の方向を案内してくれたので困ることはないと思う。
撮影:外観・内装ともに制限なし。ドーム直下まで撮影可能。