Istanbul, Turkey : イスタンブール・トルコ
トルコを代表する、世界で最も有名であろうオスマン様式のモスク。トルコの天才建築家ミマール・スィナンの弟子、メフメト・アーの手による。名称は建設当時のオスマン帝国の皇帝アフメト1世より名づけられた。内装に使われた青いタイルから、「ブルーモスク」の名ももつが、現在では冴えた青さは見られなくなってしまっている。スィナンの理想とも言える建築のスタイルを継承し、大ドームを4個の半ドームで支える工法や、手違いで6本を建ててしまったという逸話のある、鍾乳石飾り(ムカルナス)のバルコニーの付いた鉛筆の形ミナレットが特徴である。内部は2万枚を超える植物文様のタイル、200枚を越えるステンドグラスで飾られ、巨大な円形のシャンデリアがドームから釣り下がり、正に圧巻である。
ロケーション:旧市街のツーリストエリア内の滞在であれば、ほぼ徒歩で訪れることができる。トラムはであれば、Sultanahmet駅で降りれば至近。
訪問:異教徒・外国人の訪問を歓迎しており、観光客が多数いた。訪問はラマダン中であったが、モスクは開放されていた。異教徒は専用の出入り口を使用し入館する。
撮影:外観制限なし。内装の撮影も可能であるが、異教徒は礼拝堂内部に据えた柵より中へは進めない。メインのドームはやや離れて望むことになるが、見学に十分な場所は用意されている。