KAFD Grand Mosque

Riyadh, Saudi Arabia : リヤド・サウジアラビア 


モスクにはとても見えないが紛れもなく、幾何学的なデザインの現代建築のモスクである。砂漠の薔薇と呼ばれる石がモチーフとのことで、鋭角を重ね合わせた結晶のような姿をしている。周囲はKing Abdullah Financial District (KAFD)と呼ばれる超高層ビルが林立する新しく開発された金融・多目的センターで、2階建てのモスクはビルに囲まれた谷間のような場所に2本のミナレットと共に立っている。2017年に完成、斬新な設計はサウジアラビアの建築事務所であるOmraniaによるもの。少しずつ角度を変えて眺めると形を変えていくのだが、正面からよりも少し小高い場所から見る方が砂漠の薔薇の鉱物感が出ているような気がする。薄いベージュの石と最低限の光を取り入れる細い窓の外装は冷ややかな印象で、灼熱の砂漠の国での合理性も見える。この地区の礼拝の中心になっているようで、たくさんの人々がひっきりなしに礼拝に訪れていた。中東の、特にサウジアラビアのモスクは保守的な印象であって見学が許可されると思っておらず、礼拝堂の内部も見ることができたことに感謝。内部は表から見る印象よりもずっと幅があって、端までが随分と遠く見える。インテリアデザインも従来のモスクとは違う近未来的な構造で、振り返ると天井から釣り下がる2階が見える。正面にガラスの輝くミフラーブと明かり取りのガラスにはカリグラフィー、その上にはイスラーム建築で使われるムカルナス装飾を模したパネルが淡く光る。厳かな空気に圧倒され立ちすくんでしまうほど美しいフォルムであった。

ロケーション:KAFDはリヤド新市街から見ると北の端、中心がわかりにくい街であるがKingdom Centreとすると約10km離れた場所にある。リヤド市内に現在は公共の交通機関はバス以外にないため、またバス停もわかりにくく、タクシーか配車を勧める。バスで訪れるのであれば旧市街のAl BathaからDallah Driving School行きの8番に乗りKAFDで下車。高速道路の車線を区切るブロックのような場所で停まるので中東の道路事情に慣れていなければ利用は難しいかもしれない。帰りのバス停は表示も何もないハイウェイの対面側でアクロバティックな動きをしないと乗ることが難しい。もしバスで戻るなら、降りたAl Thoumamah Rdではなく、King Fahad Rd側に出てひたすら真っすぐに市内とは逆方向に歩くとDallah Driving Schoolの対面に8番バスの始発バス停がある。但しこの行き方もハイウェイの横断があるので全くお勧めしない。タクシーを捕まえるのはKing Fahad Rd側のほうがよく来る。

訪問:サウジアラビアのモスクは公式にいくつかのモスクは開放されているともWebサイトの記事で見かけるが、真偽は不明。無理とは思ったが丁度スタッフがいたので声をかけたところ、礼拝中は不可だが終了後であれば内部の撮影も可能と許可があった。

撮影:外観・内装ともに制限なし。スタッフからは全て撮影可能と伝えられた。





















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