Istiqlal Mosque

Jakarta, Indonesia : ジャカルタ・インドネシア 


2022年現在で東・東南アジアで最大のモスクであり、通常の使用状態で12万人、それ以上で最大20万人を収容する。この収容人数の越える巨大モスクの建造はなかなか無いだろう。インドネシア独立後、初代スカルノ大統領の国威発揚の命により、国立モスクとしてコンペティションで選ばれ1978年に完成した。白い巨大メインドームと小さなサブドームの2個をもつ。設計はジャカルタがまだバタビアと呼ばれていた時代から、オランダ人に師事していたインドネシア人建築家の故Frederich Silaban氏。本人は元来キリスト教徒の多い北スマトラのバタック族の出身で、やはりプロテスタントであった。モスクの名称はアラビア語のIstiqlaal=独立の意味から取られている。モスクの建つ場所は正にジャカルタの中心にあるMerdeka Squareと呼ばれる巨大な広場の斜め横に位置し、Merdekaはこのモスクと同じく、インドネシア語で独立を意味している。この壮大な現代建築のモスクは打ちっぱなしのコンクリートとステンレス鋼と大理石で造り上げられている。建築様式はドームやミナレットだけでなく、反復する形状などのイスラームの宗教的要素は勿論あるのだが、外観だけで見る限りミニマムであり、ブルータリズムの影響が大きいと思う。最近のインドネシアでは民族的要素が少ない実験的なデザインも増えてはいるが、国家を揚げて建造した巨大なモスクがともするとで強固な印象でもあるのは、独立の意思の強さでもあったのであろうか。礼拝堂は余りにも巨大で、天井はステンレスで装飾された12本の柱で支えられ、ドーム直径は45mもある。キブラの方角を除く3方を5層の回廊で囲まれていて、外部とは壁がなく柱の間は孔のある幾何学文様を繰り返した金属の装飾が外気が循環させている。そのために、空調がなくとも回廊を歩くとひんやりした空気を感じる。内部は外観に比べると、イスラーム的なデザインの要素は柱の台座や回廊のシャンデリアなどに感じられる。高さ約96メートルのミナレットは1階の回廊の端から天に向かって立っているので、長方形の穴で型取られた装飾もよく見える。

ロケーション:KRLコミューターラインのJuanda駅から徒歩10分。または、バスは数本がモスク裏門そばのIstiqlalもしくはIstiqlal1バス停に止まる。バス停そばの門からモスクの建物沿いをぐるりと回って歩くと見学受付のある正門側へ行くことができる。訪問時は、Jakarta MRT線のBundaran HI駅から少し北へ歩いて、Gedung Sarinah(サリナデパート)の対面にあるバス停から1P番の路線バスでIstiqlal1で下車した。

訪問:モスクの入り口は礼拝者と異なり、見学のガイドツアーに参加する必要がある。礼拝者のメインエントランスには警備員がいるのでそこから入ろうとしても、広場越しに見える事務所へ案内される。事務所の前に案内のスタッフがいるので、誘導され内部の事務室で氏名やパスポート番号の登録をする。ツアーの人数が少ないとまとまるまでしばらく待ち、その後団体で英語に堪能なガイドのもとで見学となる。1階の礼拝堂内へは立ち入りできないが、2階の回廊のバルコニーから見下ろし、また全体を俯瞰できる。その後に1階の礼拝堂外周の室内の回廊と中庭、中庭の回廊を見学する。各礼拝時間と金曜日の全日はツアーの受付は不可。

撮影:外観・内装ともに制限なし。ガイドからも全て撮影可能と案内がある。ドーム直下へは上述の通り立ち入りできないが、2階回廊から撮影できる。





















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