Colombo, Sri Lanka : コロンボ・スリランカ
コロンボ下町の喧騒の中に、赤の白のストライプと格子模様のレンガに覆われた個性的なモスクが建つ。通りに立ち並ぶさまざまな商店が突如として途切れ、周囲と異なる色彩が現れる。その色合いから、別名Red Mosqueとも呼ばれている。2nd Cross StreetとMain Streetの交差点に跨って建っているが、交差点はモスクと関係のない独立した商店になっている。Main Street側は奥行きのあるファサードとなっているが、隣のビルの壁にモスクの壁と同じ赤白のストライプと格子の壁をつくり、擬似的な窓の形までも取っているのが面白い。インド・サラセン様式を取り入れたデザインで造られ、1909年に完成した。メインのミナレットには時計が付き、上部にあるドームは石榴をイメージした形状とのことだ。
ロケーション:Fort鉄道駅や市バスのみならずバンダラナイケ国際空港を結ぶバスも発着するColombo Central Bus Standの近く、交通の起点ペター地区にある。駅、バスターミナルからどちらからでも徒歩10分。モスク前の路地は時間にもよるが買い物客で満杯となる。
訪問:異教徒・外国人の訪問は可能であるが、礼拝室に上がる直前にある注意書きの看板より中へ進めない。実質入ることができるのは門から中庭までとなる。
撮影:外観は制限なし。内装の撮影は入り口門をくぐった中庭からのみ可能。