Baku, Azerbaijan : バクー・アゼルバイジャン
ロシアのサンクトペテルブルグで学んだアゼルバイジャンの建築家であるZivar bey Ahmadbayovにより、モスクの原型は1914年に完成し、その後すぐの旧ソビエト連邦時代には工場・倉庫に使われるという不遇の時代を経ていた。その後大統領イルハム・アリエフの命によって 2009年に再建されている。シルヴァン・アブシェロン様式のデザインでファサードのポーチは3つのアーチで支えられ、1個のメインドームと長方形の礼拝堂の前面両側に2本のミナレットをもつ。ミナレットは建物に対して高さはなく、どっしりとした印象だ。ミナレットの頭頂部のドームと、メインドームの縁取りの装飾やカリグラフィーには金が使われており荘厳である。敷地内に建つコの字形の建物はBaku Islamic Universityである。
ロケーション:バクー市内中心の旧市街寄り、グリーンラインであればNizami駅から、もしくはレッドラインであれば旧市街の終点Icharishahar駅から徒歩で10-15分ほど。どちらの駅からも同じくらいの距離である。
訪問:門番に許可を申し出たが、内部の拝観は不可とのことであった。
撮影:外観は制限なし。