Hyderabad, India : ハイデラバード・インド
インド中南部の主要都市ハイデラバードはイスラーム教徒が多く住む街だ。過去この地を統治したイスラーム系王朝であるゴールコンダ王国時代の建築が今も残っており、このモスクもその内の一つである。王国の創始者クリー・クトゥブ・シャーの命によって建設された。花崗岩と聖地メッカから運ばれたという土のレンガで造られ、1万人の礼拝者を収容できるハイデラバード最大のモスクだ。正面から眺めると角に2本のミナレットと5個の大きなアーチがあり、3面の計15個のアーチで礼拝堂を支えている。その名もメッカのGreat Mosqueに因んで付けられた。
ロケーション:旧市街、周辺はハイデラバード観光のハイライトでもあるチャール・ミナールもある。旧市街北のムーシー川を越えた地区の宿泊であったが公共の交通機関は分からずオートリキシャで訪問した。
訪問:異教徒は礼拝堂内部には入れないと聞いていたので建物内部へは立ち入らず。一部見学もできるらしいことが後で分かったが詳細は不明。
撮影:外観は制限なし。